FXは借金になるの?なぜ借金になるのかと借金にならないための対策

結論から言うと、

できるだけ借金にはならないような仕組みになっていますが、

借金になってしまう場合もあります。

ちょっと分かりにくいですね。

この記事で、FXの投資家保護の仕組みと借金になってしまうケース、借金にならないような対策について解説します。

FXはレバレッジをかけていると借金になる可能性はある

大前提として、FXはレバレッジをかけて取引を行います。

この「レバレッジをかける」ということで、借金になる可能性が出てきます。

例えば株式投資の場合に、1,000,000円の株に投資したとしましょう。

投資した企業が倒産したとしても、株式の価値がゼロになるだけです。

つまり、元手の1,000,000円がゼロになるだけで、借金にはなりえません。

株の現物取引の場合、自分の元手以上の損失を被ることがないんですね。

(ただし、信用取引をしている場合は除く)

FXでは基本的にレバレッジをかけて売買を行います。

証拠金を預け入れることで、その数倍の取引を行えるのがFXです。

レバレッジをかけることで自分の元手以上の損失を被る可能性があります。

この自分の元手以上の損失を被った場合に借金になるのです。

できるだけ借金にならないようなFXの仕組み

個人投資家がFXで借金になりにくいように、FX業者でも規制を設けています。

それが「マージンコール」と「ロスカット」です。

マージンコールとは?

保有しているポジションに対して、証拠金が少なくなった場合に、FX会社からの警告です。

マージンコールが発された場合は、ポジションを決済するか、追加の証拠金を預け入れるかのどちらかの対応が必要です。

基本的には、証拠金維持率が100%以下になった場合にマージンコールが届きます。

強制ロスカットとは?

マージンコールがかかり、さらに損失が膨らむと強制的にポジションが決済されます。

基本的には、保有ポジションと証拠金を加味して、口座の残高がゼロになる前に、

保有しているポジションの強制ロスカットが行われます。

証拠金維持率が50% ~ 60%以下になった時点で強制ロスカットをする業者が多いです。

なぜFXで借金になるのか

では、マージン・コールと強制ロスカットという仕組みがあるにもかかわらず、

なぜ借金になるのでしょうか?

大きく分けると2つのケースがあります。

相場が大きく動いた場合

相場が大きく動き、強制ロスカットが起きた場合、証拠金がマイナスになる場合があります。

相場の動きが早く、強制ロスカットが起きる水準で約定できなかった場合に起こります。

土日に大きな変動があった場合

土日に大きな変動があり、強制ロスカットされる場合もあります。

FX業者は土日は営業していません。

月曜のオープンでロスカット水準より悪いレートで決済され、証拠金がマイナスになるケースです。

具体的な事例

スイスフランショック

スイスフランに対するユーロの下限(ユーロスイス相場)を1.2000として無制限介入を行っていくという為替方針を2015年1月15日に突然撤廃、その結果ユーロスイス相場は一時41%の急落となる

スイスレポート|SBI FXTRADE

このときのユーロスイスフランは1時間ほど取引停止の後、1600pipsの暴落が起きました。

こういった場合強制ロスカットは機能しません。

ちょっと教えて欲しい。

追証-1400万って出たけど
こんなのあり得るの?

種銭1000万だけど、業者の強制ロスカットで
マイナスの手前で止まるはずだよね?

普通に考えて、入金できるわけないんだけど。

【CHF】スイスフランのレートに一喜一憂するスレ Part83

Brexit

24日は予想外のEU離脱派勝利を受けて大きく変動しました。

1日の変動幅は、GBP/JPYは過去最大となる約27円、ドル円も史上5番目の7.8円となりました。

1日でポンド円が2700pips動きました。

さすがに離脱はないだろという思惑の中、イギリスがEUを離脱するという結果になったため、

相場は大きく動きました。

人生初の強制ロスカットw
しかも資金2000万やのに急落過ぎて-2130万
オワタオワタ

【GBP】ポンドはどうする?part3479【£】

借金にならないようなFXのやり方

レバレッジをかけすぎないこと

レバレッジを掛けすぎないように注意してください。

確かにハイレバレッジで勝ったときには資金も大きく増えます。

しかしその反面、大きく失う可能性もあります。

リスクとリターンは表裏一体です。

「ロットの張り過ぎること」は初心者が稼げない・勝てない理由の1つです。

1トレードあたり、運用資金の2%を超えるリスクをとらないようにするのが一般的です。

状況を的確に把握すること

強制ロスカットからのマイナス残高は相場が大きく動いたときに起こります。

Brexitなどの事前にわかっているイベントであれば、避けることができます。

まずは相場から退場しないという意識が大事です。

そういった意識を持っていないと、仮に予想が的中し、大きく稼げたとしても

いずれは退場することとなる可能性が高いです。

余裕資金でやること

万が一、強制ロスカットになってしまったとしても、証拠金を差し入れるような余裕資金でやりましょう。

運用可能な資金のうち、一部しかFX口座に入れないというのも一つの手段です。

仮にアツくなって、大負けしたとしても、残りの資金で再起を図ることが可能です。


以上、「FXは借金になるのか?」の解説でした。

大きく張って早く稼ぎたい気持ちは痛いほど分かります。

しかし、退場してしまっては元も子もありません。

自分の資金に合った適切なロットで取引するようにしましょう。