シンプルなのが一番。私の周りの勝っているトレーダーもチャートはシンプルです。
シンプルにトレンドを判断し、そのトレンドに乗っていくという王道のトレードをしている方が多いです。
今回はシンプルにトレンドを捉えるためのインジケータを3つご紹介します。
Contents
移動平均線でトレンドを見極める
皆さんご存知の移動平均線。100日移動平均線、200日移動平均線は意識されるポイントでもありますね。
移動平均でどのようにトレンドを見極めれば良いでしょうか?
移動平均線の傾きで見極める
移動平均線はその性質上、トレンドが出ているときには傾きが大きくなります。
トレンドの勢いが小さくなると傾きも小さくなり、調整期に入っていきます。
複数の移動平均線のクロスで見極める
期間が短い移動平均線と期間が長い移動平均線の位置関係で、トレンドを把握することができます。
短期移動平均線が長期移動平均線の上にある場合は上昇トレンド、短期が長期の下にある場合は下落トレンドといった形ですね。
移動平均線の種類
移動平均線にはいくつかの種類があります。
1つ目は、平均をどのような価格に適用するか。
MT4ではOpen, High, Low, Closeに加え、Median Price, Typical Price, Weighted Closeの7種類が用意されています
2つ目は、どのように価格の平均を計算するか
MT4では Simple, Exponential, Smoothed, Linear Weightedの4つが用意されています。
ちなみに直近価格への反応が一番早いのはLinear Weightedです。
平均足で見極める
そもそも平均足ってなんだっけ
平均足は、ローソク足と高値と安値は同じですが、始値と終値の計算に違いがあります。
始値は前の足の実体部分の平均に、終値は今の足の始値、高値、安値の平均になります。
ですので、上昇の勢いが強い場合には、上にヒゲが現れ陽線となり、下落の勢いが強い場合には、下にヒゲが現れ陰線となります。
この平均足はトレンドが視覚的にわかりやすいというのが一番のメリットです。
平均足でトレンドの見極め
平均足ではどのようにトレンドを見極めれば良いでしょうか?
平均足の仕組みで言うと、陽線で上ヒゲがある場合は上昇トレンド、陰線で下ヒゲがある場合は下落トレンドという形になります。
陽線が何本連続で出たら上昇トレンド、陰線が連続で出たら下落トレンドという認識の仕方になります。
何本でトレンドと見るかは、あなた自身で調整していくのが良いかと思います。
ZigZagで見極める
ZigZagとはなにか
ZigZagはMT4で標準搭載されているインジケーターです。
ローソク足の波を視覚的に分かりやすく描いてくれるインジケーターです。
ダウ理論によるトレンド認識
ダウ理論はご存知でしょうか。高値が切り上がったら上昇トレンド、安値が切り下がったら下降トレンドと見ます。
高値を切り上げた安値(押し安値)を下抜いたら、目線の切り替えになります。
ZigZagとダウ理論の組み合わせ
ダウ理論でトレンドを認識するためには、ローソク足の波をとらえる必要があります。
ZigZagを組み合わせることで、この”波”がより認識がしやすくなります。
ZigZagで描かれた波をもとに、高値が切り上がったら上昇トレンドと認識し、押し安値が下抜かれたら目線変更。
安値が切り下がったら下落トレンド….という形で見ていきます。
というわけでトレンド系のインジケーターの紹介でした。
どのインジケーターもMetaTrader4のデフォルトで搭載されています。
トレードで勝つためには、シンプルにトレンドを認識し、いかにうまく立ち回るかっていうのが大事です。
日々相場を観察し、自分なりのルールを構築していきましょう。